
こんにちは。町野皮ふ科のいちご大福です。
今回のブログは「日帰り手術」についてです。
手術の中でも多い2つの疾患である一般的にほくろと呼ばれる「色素細胞性母斑(しきそさいぼうせいぼはん)や皮膚のしこりと呼ばれる「粉瘤(ふんりゅう)」などの摘除手術は、大学病院などに行かなくても当院で受けることができます。
他にも脂肪腫、脂漏性角化症、基底細胞がんなど ・・・
気になるできものがあったらお気軽に診察・ご相談ください。
【手術の流れ】
①皮膚科医による診察・ご説明し、手術が必要か判断
②手術に必要な感染症の採血検査(B型・C型肝炎、梅毒など)
③手術の日程決め
→ 毎週:火曜・水曜の午後15:00~ ・ 木曜日の午前9:30~より
ご希望の日時を選んでいただきます。
④当日、執刀医(形成外科医)から説明を受け手術開始
⑤手術から1週間後に抜糸
⑥抜糸から2,3週間後に除去したものの詳しい検査結果報告(病理組織検査)
【手術時間枠】
毎週:火曜・水曜の午後15:00~ ・ 木曜日の午前9:30~
手術前に必ず診察が必要となります。通常に診察の時間帯でまずは受診をしてください。
【費用】
当院で行っている手術は、保険診療の範囲内で行っています
当日ご用意いただく費用の目安(保険 自己負担3割の場合)は1万円前後です。
必ず保険証をお持ちください。
※手術は保険診療となるため、現金のみでのお支払いとなります。
【手術の目安所要時間】
手術自体は15分ほどで、前後の説明時間も含めて30分ほどで終わることが一般的です。
※大きさや場所よっては、30分以上や複数回に分けて摘除する場合もあります。
【当院の手術の特徴】
〇 経験を積んだ形成外科医による手術
・見た目にも心配りし、きれいに摘除・縫合をします
〇 専門的な組織検査と安心のアフタフォロー
・除去した組織を皮膚専門の病理組織診断機関で検査をします
【手術実績】
2022年:556件(皮膚悪性腫瘍摘除術 14件含む)
2023年:593件(皮膚悪性腫瘍摘除術 6件含む)
2024年:753件(皮膚悪性腫瘍摘除術 10件含む)
まずはお気軽にご相談ください。また、手術の詳しいご説明や費用については
【診療メニュー一覧:手術項目から探す】を選択しご覧ください。
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〇 2月の勉強会
2月5日 スキリージ
このお薬は生物学的製剤に分類され、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症に適用のお薬です。
初回1本から4週間に1本、その後12週間隔で投与していきます。
高額なお薬ではありますが、収入によっては高額療養費制度を使うと費用負担が抑えられます。
掌蹠膿疱症の場合は、半年から1年の注射継続により効果を実感できることが多いです。
より詳しいお話を聞きたい場合は、医師かスタッフにお声がけください。
2月25日 エクラープラスタ―
肥厚性瘢痕、ケロイド、ひび割れ、盛り上がる湿疹に直接貼るお薬です。
テープを貼る前に患部を洗い、乾かしてか同じくらいの大きさに切って使用します。
3割負担で1枚約10円です。
冬の乾燥や、手洗いによるひび割れがある方は、ぜひ診察時にお声掛けください。
当院では生物学的製剤を用いて、尋常性乾癬の治療も行っています。
治りが悪い症状の方は受診してみてください。