シルガード9~新しい子宮頸がんワクチン~4月から公費(無…|町野皮ふ科|坂戸市にっさい花みず木の皮膚科

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2023年03月24日 当院でできること

シルガード9~新しい子宮頸がんワクチン~4月から公費(無料)接種に

  • みなさん、こんにちは! 町野皮ふ科のリスです。

     

    今回ご紹介するのは、2023年5年4月から公費(無料)の対象となる子宮頸がんワクチンの

    『シルガード9(9価ワクチン)』です。

    ※公費の対象になるのは、小学6年生~高校1年生の女性です。

    (12歳となる日の属する年度の初日~16歳となる日の属する年度の末日)

    高校1年生を過ぎてしまっても、1997年度~2005年度生まれの25歳までの女性は、

    2022年4月~2025年3月までの3年間で救済措置(キャッチアップ接種)として、無料で接種できます。

     

    ~接種スケジュール~

    通常は初回接種から2ヶ月後に2回目、初回から6ケ月後に3回目を接種します。

    何らかの理由で通常通りに接種できない場合は、2回目接種は初回接種から少なくとも1ヶ月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3ヶ月以上間隔をおいて接種します。

    15歳未満は2回接種で完了することもできます。

     

     

    子宮頸がんは30代~40代の女性に多く、20代~30代の女性で増加傾向にあります。

    現在日本では年間約10,000人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が命をおとしています。

     

    子宮頸がんの発症には『HPV(ヒトパピローマウイルス)』と呼ばれるイボのウイルスが大きく関わっています。

    このウイルスは、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかっています。

    このHPVには200種類以上の型があり、発がん性のある高リスク型と良性腫瘍を引き起こす低リスク型がありますが、高リスク型のHPVに感染しても必ずがんになるというわけではありません。

    HPVに感染しても、そのウイルスの多くは自然に身体から排除されます。

    ですが、一部のウイルスが持続感染することで、数年~数十年を経てがんへと進行することがあります。

     

    ~ガーダシルとシルガードの違い~

    ガーダシル(4価)→高リスク型16型1、8型

    低リスク型6型、11型

     

    シルガード9(9価)→高リスク型16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型

    低リスク型6型、11型

     

    子宮頸がんの約65%はHPV16型と18型が原因です。

    さらに、HPV31型、33型、45型、52型、58型も含めるとその割合は約88%になります。

    当院で扱っているガーダシルでもHPV16型、18型を予防することができますが、シルガード9はHPV31型、33型、45型、52型、58型も予防することができます。

     

    子宮頸がんはワクチンで防げるがんです。

    当院では積極的な接種をおすすめしています。

     

    予約をとる必要はありません。来院当日に接種できます。

    お気軽にお問い合わせください!

     

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