• はじめての方へ
    • 当院の特徴
    • 院長挨拶
    • 診療について
    • 問診表ダウンロード
    • よくあるご質問
  • 診療メニュー
    • 診療メニュー一覧
    • 自費料金表
    • オンライン診察
    • 往診について
  • 当院について
    • 当院の特徴
    • スタッフ紹介
    • 治療機器紹介
  • アクセス
    • 交通のご案内
    • 駐車場について
  • 予約について
    • 当日順番予約
    • 翌日以降の予約
  • 049(298)6845
    再読み込み

帯状疱疹

ホーム > 診療メニュー > 帯状疱疹

帯状疱疹とは

水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウィルスが原因で起こる痛みが特徴的で皮膚にポツポツと赤いものができる病気です。

初めてこのウイルスに感染した時は『水ぼうそう』として発症します。『水ぼうそう』は多くの人が子どもの頃にかかり1週間程度で治ります。しかし、治ったと言ってもウイルスが体からいなくなった訳ではなく、神経節(神経の細胞が集まった部分)に潜んでいるのです。体が健康で免疫力が強い間はウイルスの活動は抑えられていますが、免疫力が低下した時に再びウイルスが神経に沿って出てきて症状を引き起こします。ウイルスが神経を伝わって皮膚に到達し、皮膚に帯状の水疱(水ぶくれ)をつくり痛みを引き起こすため『帯状疱疹』と言われます。

免疫力の低下する原因には過労やストレス・病気・手術・高齢化・体力の低下・免疫抑制剤の使用などが挙げられます。ただ思い当たる事がなくても、発症する事もあります。

症状について

  • 1
    赤い斑点のあらわれる数日〜1週間ほど前から、体の左右どちらかに神経に沿ってチクチク・ピリピリした痛みや違和感があらわれます。
  • 2
    強い痛みを伴い神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い発疹(紅斑)ができます。またその近くのリンパ節の腫れが見られる事があります
  • 3
    赤く盛り上がった紅斑の上に小さくて透明な水ぶくれが集まってでき、一つ一つの大きさは2〜3mmほどです。そして、やがて内出血のような赤紫色に変化してきます。これは、神経の近くに血管が走っていて、神経が障害されると血菅も障害されるためです。
    この時期までは感染力があり注意が必要です。またこの時期まで皮膚科を受診する事が多いかと思います。
  • 4
    治療すると1週間程度で、またもし治療しなかった場合は2〜3週間で黒褐色のかさぶたとなります。そして4〜6週間でかさぶたが取れ治ってきます。
    乾いてかさぶたとなれば感染力は次第になくなってきます。
  • 5
    通常痛みは皮膚の症状とともに1ヶ月以内に消えていきますが、なかには帯状疱疹後神経痛として痛みが残る事があります。この痛みを残さないためにも早めの受診がとても大切で、痛みを残さない事を目標として治療していきます。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹による神経の障害が大きかった場合に起きる慢性的な痛みの事です。急性期の痛みとは区別され、急性期は皮膚や神経の炎症で起きる痛みに対し、神経の損傷により起こる慢性的な痛みとなります。この痛みは、夜間や寒暖の差で悪化する場合もあれば、不定期に痛みが襲ってきたり、絶え間なく痛みが続いたり様々です。ひどいと夜も眠れなかったり、他の事が手につかなかったりもします。また高齢者や免疫力の低下している人ほど発症しやすいと言われています。

当院では、痛みの程度に合わせ、お薬の内容や量を調整し、痛みの緩和に努めていきます。ただ中には痛みが取れない場合もあるので、その場合にはペインクリニックへご紹介することがあります。

帯状疱疹にかかって3日以内に抗ウイルス薬を使用すると帯状疱疹後神経痛へと移行しにくく、また帯状疱疹後神経痛になっても治りが早いと言われるため、早期治療が大切です。

町野皮ふ科のこだわり

  • 1
    痛みを残さないために積極的な治療を行います。
  • 2
    日常生活で注意することなどをお伝えします。
  • 3
    辛い痛みを和らげるために、飲み薬を適切に調整していきます。

診察・検査について

患部をみさせていただきます。その際には軟膏は塗らない状態でみせてください。痛みの程度についてはとても大切なので、いつからどの程度の痛みなのか、夜眠れないほどの痛みや日常の生活が手につかない痛みかを確認していきます。また何かお薬を使っていた場合には、そのお薬の内容を確認させていただきます。お薬手帳をご持参ください。

 

帯状疱疹の治療では、ウイルスの増殖を抑えるため抗ウイルス薬を使用します。この抗ウイルス薬は腎臓の働きが弱い場合にお薬の量の調節をしたり、選ぶお薬が変わってくることがあります。また痛み止めによっては腎臓や肝臓の数値に注意が必要なため、採血させていただく場合があります。最近行った血液検査をお持ちの場合にはお持ちください。また肝臓や腎臓の病気がある場合にも伝えてください。特に70歳以上の方で腎臓や肝臓の数値が不明の場合、当院で血液検査を行う場合があります。

治療法について

内服薬と塗り薬で治療を行います。治療の基本は飲むお薬になります。

 

【初診時】

<内服薬>

・アメナリーフ…新しい抗ウイルス薬、7日間内服します

(以前からある抗ウイルス薬のファムビル、バルトレックスが処方されることもあります)

・ロキソニン…痛み止めです(高齢の方や腎臓の機能が落ちている方にはカロナールが出ます)

・ムコスタ…ロキソニンとともに内服し、胃の粘膜を保護します。

・メチコバール…ビタミンB12を主成分とし、末梢神経障害の改善に働きます。

 

<塗り薬>

・アズノール軟膏…皮膚潰瘍治療薬、皮膚の炎症を抑え、傷を保護してくれます。 症状がある部分に塗り、皮膚を保護するためガーゼで覆いテープで止めます。

 

初診から1週間後以降の再診時に、症状や痛みによってリリカ、ノイロトロピン、トラムセット、トリプタノール等の飲み薬の痛み止めが使われることがあります。

治療費について

  • 治療費の目安

    保険診療において一般的な3割負担の場合で算定しています。1割負担の方は1/3 2割負担の方は2/3としてください。

    受診の際には初診料(850円)や再診料(220円)が必要となり、場合によって必要となる項目として外来管理加算(160円)や処方箋料(200円)等があります。また、処方薬がある場合には院外薬局で調剤料など(400~600円程度)がかかります。

     

    その他に必要に応じて以下の項目がかかります。

  • 内服薬

    ・アメナリーフ250mg…441円/錠×2錠/日×7日分=6174円

    ・ロキソニン60mg…1錠4円×3錠/日×7日分=84円

    ・ムコスタ100mg…1錠4円×3錠/日×7日分=84円

    ・メチコバール500μg…1錠5円×3錠/日×7日分=105円

  • 塗り薬

    ・アズノール軟膏20g…16円

  • 再診時以降の痛み止めとして

    ・リリカ25mg…1カプセル20円×3カプセル/日×7日分=420円

    ・リリカ75mg…1カプセル33円×3カプセル/日×7日分=693円

    ・ノイロトロピン4単位…1錠9円×4錠/日×7日分=252円

    ・トラムセット…1錠21円×4錠/日×7日分=588円

    ・トリプタノール10mg…1錠2円×1錠/日×7日分=14円

日常生活での注意点

  • 冷やさず温める

    入浴やシャワーなど温かいお湯で帯状疱疹の痛みが和らぐことがあるので、冷やさず温めてください。反対に冷やすと痛みが増してしまうことがあります。帯状疱疹にかかっていてもお風呂に入って大丈夫です。温めることで、縮こまって血の巡りが悪くなった血管が開き痛みが和らぐことがあります。また帯状疱疹の治療では体を休める事が一番の治療です。無理をしないようにしてください。睡眠不足も治りを遅くしてしまいますので、十分な睡眠をとるようにしてください。

  • 少しずつ元の日常スタイルに戻す

    日常生活は、水ぶくれが乾いた頃から少しずつ元のスタイルに戻していってください。いつまでも安静にしていると患部の血流が良くなりません。特に痛みがある場合は1~2週間くらいしたら積極的に体を動かしてあげ、体の血のめぐりを良くすることで痛みも改善してきます。

    また水ぶくれやジクジクしたびらん面から体内の水分も失われてしまう状況にあり、お薬の腎臓への負担を減らすためにも水分は多めに摂ってください。

    またお酒については、発症初期は控えてください。アルコールは血管を拡張し炎症をひどくさせてしまうことがあります。

  • うつる可能性

    そして、多くの人は水ぼうそう・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を持っているのでうつりませんが、水ぼうそうにかかったことのない人には帯状疱疹としてではなく、水ぼうそうとしてうつることがあります。まだ2回の水痘ワクチンを接種していない方や、水ぼうそうにかかったことのない方、極端に免疫が落ちたお年寄りの方との接触には注意してください。

よくある質問

  • なぜ帯状疱疹の症状は左右どちらかに出るのですか?

    神経は左右でわかれていて、帯状疱疹ではある一箇所の神経の支配領域が障害されるので、右の神経が障害されれば右側だけに症状が出ます。そのため体左右両方に症状がでる事は極めてまれで、その場合は帯状疱疹ではないかもしれません。

  • 帯状疱疹を予防するためにはどうしたらいいですか?

    帯状疱疹ワクチンの接種があります。50歳以上の方が接種対象です。当院でも行っており、当日接種することができます。詳しくは、帯状疱疹ワクチンの項目をご覧ください。

  • 帯状疱疹にかかったら、子どもと触れ合わない方がいいですか?

    お子さんが水痘ワクチンを2回接種していたり、水ぼうそうにかかったことがあれば、免疫ができているため帯状疱疹がうつることは少なくなります。また生後6ヶ月未満の赤ちゃんもお母さんの免疫があるのでうつりづらいです。ただ、まだ水痘ワクチンを2回接種し終わっていないお子さんには帯状疱疹が水ぼうそうとしてうつる事があるので注意してください。水ぼうそうと違ってウイルスは口から飛んでは行きません。帯状疱疹の患部にいるウイルスが触れ合ったり、何かを介すことでうつります。通常1週間すると患部はかさぶたになっていき感染力はなくなっていくので、感染については気にしなくて大丈夫です。

  • 帯状疱疹の痛みはどのくらい痛いのですか?またいつまで続きますか?

    痛みの程度は年齢によっても、やられる神経によっても違うので一人一人異なります。ただ70歳以上の方や皮膚の症状が強く出ている場合にはとても強い痛みが出る事があります。その痛みは辛く、夜眠ることができなかったり、寝ていても起きてしまう、また痛みのために日常生活が手につかなくなってしまうこともある非常に厄介な強い痛みです。またうつ状態となる方もいます。通常1ヶ月以内に痛みは良くなるのですが、中には何ヶ月何年も続く方もいます。痛みの治療のポイントは、何よりこのような痛みを残さないようにするため、帯状疱疹にかかったら少しでも早くウイルスを抑えるお薬を飲み、強い炎症を抑えることが大切です。

  • 度帯状疱疹になったら、治りませんか?

    一度かかると免疫の力が働き、しばらくの期間ウイルスが外に出てこないように抑えることができます。ただ20年30年経つと、徐々にそのウイルスに対する免疫の働きが弱くなりまた出てきてしまうことがあります。けれども一度かかるとまたかかりづらいのは確かです。帯状疱疹に二度かかるのは、10人や20人に一人と考えられます。

  • 帯状疱疹は子どもでもかかるのですか?

    帯状疱疹はお年寄りの病気と思われがちですが、割合は少ないもののお子さんでもかかることはあります。特にまだ免疫が未熟な1歳未満で水ぼうそうにかかった場合には十分な免疫がつかないので、発症することがあるとも言われます。ただ水痘ワクチンを2回接種するようになったので、お子さんの帯状疱疹は今後少なくなるかもしれません。

  • これから帯状疱疹は増えていくのですか?減っていくのですか?

    2回の水痘ワクチン接種のおかげで、水ぼうそうにかかるお子さんは減っていくことが予想されます。ただ帯状疱疹については、水ぼうそうにかかった方と触れ合うことで自分の中の帯状疱疹に対する免疫も強くなり出づらくなる側面があります。そのため、水ぼうそうが減る代わりに帯状疱疹になる方は今後増えていくことが予想されます。また高齢化社会になることでも、今後帯状疱疹は増えていくと思われます。