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手荒れ

ホーム > 診療メニュー > 手荒れ

手荒れ(手湿疹)とは

手の平や、手の指、手の甲、手首が荒れてカサカサしたり、皮がむけていたり、ぷつぷつ水泡のようになっている状態のことです。かゆみを伴う場合もあります。手湿疹とも呼ばれます。手荒れはよく水仕事をする方に多いので、水やお湯に触れるだけで出てしまうと思うかもしれませんが、原因となる物質があることも少なくありません。よく問題となるのは、食器用洗剤やゴム手袋、ハンドソープなどですが、スマホケースや鍵など意外なものが原因となることもあります。どんなに頑張ってお薬をぬっても、原因になるものに触れ続ける限りなかなか治らないので、原因となるものを見つけて避けていくことが特に大事なポイントとなります。ただ、日常生活において手は様々なものに触れるので、原因が思い当たらないこともあります。その場合は、疑わしいものをいくつか持ってきて頂き、かぶれやすい成分がセットになったパネルを貼って調べるパッチテストを行います。

町野皮ふ科のこだわり

  • 1
    何種類かのぬり薬を使い分け症状を良くしていきます。
  • 2
    原因について考え、パッチテストを行うこともあります。
  • 3
    保険診療以外に肌に優しいゴム手袋や肌を保護する被覆剤も扱っています。

診察・検査について

手荒れの方には手湿疹の問診票が別にありますので、受付時に声をかけて頂くか、ホームページからプリントして記入の上、ご持参ください。問診時には、いつから手のどこの場所にどんな症状があるのかを確認します。手が荒れている原因を見つけることが大きなポイントになりますので、お仕事内容や自宅で行う水仕事でどんな手袋やハンドソープ、洗剤を使うのかなどもうかがっていきます。手湿疹と似ている他の病気に、掌蹠膿疱症や皮膚カンジダ症、手白癬、疥癬、皮膚筋炎などもありますので、実際の症状を見せて頂いて、触って診察していきます。場合によっては皮膚を一部取って顕微鏡で調べることもあるかもしれません。

長期間続いている手荒れや、症状が強い手荒れ、なかなか治らない手荒れの場合にはパッチテストを行って原因となっているものがないか調べていきます。パッチテストの具体的なやり方については、「かぶれ・金属アレルギー」の項目で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

治療法について

  • 保湿

    乾燥があったり水仕事が多く角層が薄くなっていると、手のバリア機能が落ちて外から加わる刺激に弱くなります。そのような状態から手を守るために、保湿剤を使います。良く処方される保湿剤には2種類あり、どちらも使う量と回数で効果に違いが出ます。量が少ないと効果が乏しくなるので、可能な時は手全体にベタっとなるほどぬって下さい。回数も多いほど効果的です。(入浴後、就寝前、手洗い後、家事や水仕事の前後、外出前など)

     

    ・プロペト:使用感は「てかてか」「べとべと」ですが、保湿効果は高いです。ご自宅などではこちらを中心に使うことをお勧めします。特に就寝前にはたっぷりとぬり、木綿の手袋をすると効果的です。

     

    ※プロペトのべたべた感が嫌な方へ

    市販でおすすめの商品として、“ニュートロジーナハンドクリーム(無香料) 50g 600円程度”があります。

     

    ・ヒルドイドソフト(ヘパリン類似物質油性クリーム):ぬり心地は良いですが、プロペトよりも若干効果は弱いです。テカテカしないため、日中や外出先で使うことをお勧めします。チューブで扱いやすく、バックやポケットに入れて何度でも使ってください。

  • 赤みや肌荒れ、かゆみを鎮める

    保湿だけでは炎症を起こした肌を良くすることはできないので、ステロイドのぬる薬を使って赤みや肌荒れ、かゆみを鎮めていきます。症状のある所へ、デルモベート軟膏やマイザー軟膏などのステロイド剤を、保湿剤に重ねて1日2回程度ぬります。指先の荒れや赤み・かゆみなどの症状を良くする効果があります。量は保湿剤ほど多くなくても構いませんが、ぬる量が少なすぎると効きません。

  • ひび割れやジクジクを治す

    ひび割れにはひび割れ用のぬる薬があります。亜鉛華軟膏という白い軟膏を、保湿剤・ステロイド剤の上にさらにぬり重ねます。亜鉛華軟膏をぬり重ねることで、ひび割れやジクジクを治していきます。ひび割れを覆うように白くなるほどたっぷりぬってください。1日に何度使っても良いですが、ぬると白くなってしまいますので、夜寝る前などぬった後に手袋をできるときに使うことがお勧めです。

     

    ひび割れや亀裂があるけれど、仕事中などで薬を塗るのが難しい場合は、ドレニゾンテープと言われる薄いフィルム状のテープを貼るやり方があります。ハサミで適当な大きさに切り、ひび割れを寄せるようにして貼ります。テープに薬がしみ込んでいるため、ぬり薬がぬれない時にひび割れを刺激から守ることができます。ただし、何度も水を使う場合には剝がれてしまうかもしれません。

    ※ぬり薬で治療は進めていきますが、一番は手荒れの原因を突き止めるのが完治への第一歩になります。

治療費について

  • 治療費の目安

    保険診療において一般的な3割負担の場合で算定しています。1割負担の方は記載額の1/3、2割負担の方は2/3としてください。受診の際には初診料(850円)や再診料(220円)が必要となり、場合によって必要となる項目として外来管理加算(160円)や処方箋料(200円)等があります。また、処方薬がある場合には院外薬局で調剤料等(400~600円程度)がかかります。

     

    その他に必要に応じて以下の項目がかかります。

  • 良く使用される塗り薬

    ・プロペト50g 35円

    ・ヒルドイドソフト軟膏25g×2本 356円

    ・デルモベート5g×1本 43円

    ・亜鉛化軟膏5g 4円

    ・ドレニゾンテープ7.5×10㎠ 2枚 48円

  • パッチテスト

    ・日本人にかぶれやすい成分を含んだパッチテストパネル(全24種類) 4,760円

     

    <持参したものを調べる場合>

    ・(1例として)22項目 1,050円

  • 自費商品

    <手袋>

    ・ミリオン…天然ゴム製のゴム手袋です。手荒れの原因になるパウダーが内側に入っていません。フィット感はありますが、強く圧迫しないためかぶれづらく使いやすい手袋です。当院のスタッフも使っています。

    1箱100枚入り SS、S 800円(税抜)

    ・737…天然ゴムよりもよりかぶれづらいとされる人工ゴムのニトリルゴム製の手袋です。さらに、かぶれの原因になる加硫促進剤が使われていないため、ゴム手袋で荒れやすい方におすすめです。

    1箱100枚入り S,M,L,LL 1,200円(税抜)

     

    <オプサイトジェントルロール>

    シリコン粘着剤のフィルムです。外からの刺激を守り、肌にとても優しい使い心地です。

    ・2.5cm×5m 2,000円(税抜)

    ・5cm×5m 3,500円(税抜)

     

    <被覆材>

    ・デュオアクティブ 10cm×10cm 950円(税抜)

    ・傷パワーパッド (ドラッグストアなどで購入 700円程度)

    粘着力はデュオアクティブ>傷パワーパッドです。ひび割れが強い場合には特におすすめです。刺激から守り、ひび割れを治す効果があります。

     

    <スプレー>

    ・スキンプレップスプレー28ml 1,890円(税抜)

    速乾性で薄い膜を作り刺激から肌を守ります。ひび割れしやすいところへスプレーして使います。乾いてから2,3回繰り返しスプレーするとより効果的です。保湿剤の上からでも使用できます。

日常生活の注意点

  • 手荒れの原因

    繰り返しになりますが、手荒れには何か原因となっているようなものがないかを見つけることがとても大切です。診察の短い時間では、原因を突き止めることが難しいことも少なくありません。ご自身で何をしたときに手が荒れるのかを振り返って原因を探していってください。

     

    例えば、お仕事が休みの日は手の調子が良ければ、お仕事で触れている何かが原因かもしれません。お仕事と関係なく手が荒れている場合は、ご自宅で触れているものが悪さをしている可能性もあります。どんな場所に症状があるのかも原因を見つける大きなヒントになります。食器洗いのスポンジが触れるところが荒れている場合は、食器用洗剤が原因かもしれません。手の甲や手首が荒れている場合は、手袋が原因かもしれません。なぜなら、手の甲と手のひらでは、手の甲の側が皮膚は薄くて弱いため、手袋のように手の甲、手のひらが同時に触れる場合には、より弱い手の甲や手首が荒れていくのです。

  • 手荒れから手を守るポイント

    手荒れから手を守る日常生活でのポイントがいくつかあります。

     

    ①手袋を使用する。

    白い木綿の手袋と保湿剤を併用することがより効果的です。家事や外出の際にも使用することで、保湿効果が高まり刺激から守られます。食器洗いなどの水仕事には綿の手袋をしたうえに、ゴム手袋を二重にして使用しましょう。熱いお湯は手を乾燥させますので注意してください。紙製品(新聞、本、段ボールなど)の接触も手を乾燥させますので、必要に応じて手袋を使っても良いかもしれません。

     

    ②ハンドソープや手洗い石けん、洗剤を変える

    洗った後にうるおいを残す効果がある製品が市販されています。症状が強い方や何度も手を洗う方には特にお勧めです。洗剤は除菌と書いていないものを選んでください。

    ハンドソープのお勧めとして、キュレル泡ハンドウォッシュ、無添加せっけん泡のハンドソープがあります。

    洗剤はフロッシュ、ヤシノミ洗剤、せっけん洗剤など除菌と書いていないものがお勧めです。

     

    ③アルコール消毒は肌に刺激になり、手荒れの原因になります。手が荒れている場合には使用を避けるか必要最低限での使用をお勧めします。

     

    ④絆創膏は剥がす時に肌表面も薄く剥がし、より刺激に弱くなる原因になります。また、絆創膏が濡れたまま肌についていると肌が白くふやけて、肌のバリア機能が低下してしまいます。絆創膏は必要最低限にするか、ドレニゾンテープを貼ってから絆創膏を貼る方法もあります。できるだけ肌に直接貼らないようにしましょう。

よくある質問

  • お薬を塗ってもすぐにぶり返してしまいます。完治しないのですか?

    手荒れは何か原因になるものに触れ続ける限り、どんなに頑張ってお薬を塗ってもなかなか良くならないのは確かです。日常生活やお仕事で原因になっている何かを見つけてそれを避けていくことがとても大切です。そのために、手荒れの問診票などを使って詳しくお話を伺ったり、場合によってはパッチテストを行って原因を突き止めていきます。原因が一つに決まらないことがあっても、日常生活の習慣が悪さをしていることもあるので、注意が必要です。一日に10回以上ハンドソープなどを使って手を洗うことは、皮脂が少なくなり角層も薄くなるため、刺激に対して弱くなってしまいます。手の指をいじってしまう癖も、手荒れにつながります。完治を目指すために肌荒れの原因を突き止め、それを避け、いかに肌を守っていくかがポイントになります。

  • 肌が弱いために荒れるのですか?

    アトピー性皮膚炎の方は、加わる刺激に弱いので確かに手荒れを起こしやすいです。ただ実際には、手だけが荒れている方のほうが、アトピー性皮膚炎で手が荒れている方よりもとても多いです。その理由として、肌が弱いから荒れているのではなく、加わる刺激や日常生活の習慣が悪さをして手が荒れている人が多いと考えられます。肌が弱いから手荒れが治らないと諦めずに、原因を見つけて治療するためにも是非受診をしてください。

  • ひび割れに絆創膏を貼ってもいいですか?

    水仕事をする際に、ひび割れに絆創膏を貼りたくなる気持ちはよくわかります。ただ、絆創膏を貼って剥がす際には、表面の角層が薄く剥がれてしまい肌のバリア機能が落ちてしまうことにつながります。また、濡れた絆創膏のままでいると角層が白くふやけ、それもまた肌が荒れる原因になります。ひび割れが痛くて辛い場合、当院ではドレニゾンテープという保険で処方が可能な薄いフィルム状のテープを貼ってから絆創膏を貼るようにすることをお勧めしています。ドレニゾンテープは多少はがれやすいため、よりしっかりしたものとして、自費になりますがデュオアクティブという薄い保護材をひび割れに貼り、さらに肌に優しいオプサイトジェントルロールというフィルム材で固定するやり方もあります。ひび割れが辛くて何とかしたい方は、診察時にご相談ください。

  • 手の指に小さな水ぶくれが出来て、その後皮がむけてきます。これも手荒れですか?

    手荒れでそのようになることもありますが、その症状は“汗疱性湿疹”の可能性があります。汗疱性湿疹については、項目「手や足のブツブツ・皮むけ」により詳しく書いてありますのでそちらをご覧ください。

  • 手荒れは除菌をした方が良いのですか?

    除菌製品は手荒れにとって逆効果になっている場合があります。薬用せっけんや除菌と書いてあるハンドソープ、除菌と書いてある食器用洗剤、手の除菌ジェルなどは手荒れの原因として多く見られます。手荒れには除菌は必要ありません。そればかりか、除菌製品は手荒れの原因になる可能性が大いにあります。今の世の中は過度に清潔志向ですが、肌表面に悪さをする菌がいることは実はとても少ないです。日常生活では肌の除菌の必要はまずありません。手荒れがある場合には、除菌と書いてある製品をできる限り使わないようにしてみてください。

  • 手荒れの原因になるものに、どんなものがありますか?

    非常に多くのものが原因となるので、ここではいくつかを挙げていきます。ゴム手袋、ゴム製品(スマホカバー、ヘアゴムなど)、ビニール手袋、食器用洗剤、洗濯洗剤、洗車用洗剤、除菌製品、ハンドソープ、シャンプー(特に美容師さんや入浴介助する方)、染毛剤、パーマ液、アロマオイル、ハンドクリーム、有機溶剤、植物(特にサクラソウ、キク、ギンナン、ハゼ、ウルシ、ツタ、セロリ)、セメント、レジン、金属(特にニッケル、コバルト、クロムを含む製品)、農薬、石灰などがあります。これらは誰もがかぶれるわけではありません。同じものに触れていても、ある人だけかぶれてしまうアレルギーの反応が起こるのが普通です。