パッチテスト|町野皮ふ科|坂戸市にっさい花みず木の皮膚科

  • はじめての方へ
    • 当院の特徴
    • 院長挨拶
    • 診療について
    • 問診表ダウンロード
    • よくあるご質問
  • 診療メニュー
    • 診療メニュー一覧
    • 自費料金表
    • オンライン診察
    • 往診について
  • 当院について
    • 当院の特徴
    • スタッフ紹介
    • 治療機器紹介
  • アクセス
    • 交通のご案内
    • 駐車場について
  • 予約について
    • 当日順番予約
    • 翌日以降の予約
  • 049(298)6845
    再読み込み

パッチテスト

ホーム > 診療メニュー > パッチテスト

パッチテストとは

パッチテストとは、顔の湿疹や手荒れなどの慢性的な皮膚炎やアレルギーの原因となる物質を調べるために行う方法の一つです。かぶれの原因と考えられる製品や化学物質を背中に貼って、皮膚の反応を確認します。

 

金属アレルギーというと、肌に直接触れるピアスやネックレスなどのアクセサリー類や腕時計などだけが金属アレルギーの原因になると思われがちですが、食べ物や歯の詰め物など意外なところに含まれている金属も原因となり得ます。手の平または足の裏に発症する湿疹は、じつは金属アレルギーということもあります。血液検査では金属アレルギーの特定が出来ないため、皮膚科医院で実施するパッチテストが役に立ちます。

 

ピアスの穴を開けるために行う、金属アレルギーのチェックなどにもお勧めです。また、日常使用する洗顔料や洗剤、スキンケアのための化粧品などが手荒れや湿疹を引き起こす原因になっていないか?を調べるためのパッチテストもあります。パッチテストを行うことでその後の治療や生活改善につなげることが出来ます。

町野皮ふ科のこだわり

  • 1
    普段使っている製品がかぶれの原因として疑わしい場合、それらの製品のパッチテストも行うことができます。
  • 2
    日本人がかぶれやすい物質がセットになっているパッチテストパネルを貼ることも可能です。意外な原因を突き止める手助けになります。
  • 3
    歯科治療のための、金属パッチテストもお気軽にお声掛けください。

パッチテストの手順

〇検査薬貼付日
・検査試薬を載せたシートを背中に貼ります。
・そのまま2日間シートははがしません。
・シートの上にフィルムをはるのでシャワーを浴びることはできますが、湯舟にはつからないで下さい。
・汗をできるだけかかないようにお過ごし下さい。
・汗をかくとシートがはがれて判定ができなくなってしまいます。

 

〇1回目判定(貼付2日後)
・シートをはがして30分後に1回目判定を行います。
・シートをはがした後は、貼っていた部位に油性の黒のマジックで印を付けます。
この印は3回目判定まで消えないようにご自宅でも適時付け直してください。
・独居の方はご自身で数字を書くことが難しいのでお伝えください。
・衣類にマジックの色がついてしまうことがあるのでご注意下さい。

 

〇2回目判定(貼付3日後)
・マジックでつけた貼付部位を確認し判定します。
・受診が難しい方は、背中の写真をご自宅で撮って、3回目判定時に持参して下さい。

 

〇3回目判定(貼付後7日)
・マジックでつけた貼付部位を確認し判定します。
・結果をご説明して、お渡しします。

 

患者さんには少しお手間をおかけしてしまいますが、3回に分けて判定することで、遅延性のアレルギーを見逃す可能性が低くなるため、数回の来院をお願いしております。判定後に検査結果をお渡しし、今後の治療方針や日常生活を送る上でのアドバイスを行います。

パッチテストの事前準備

パッチテストを受けていただくために事前の準備などは必要ありません。当日ご来院いただいた際は緊張などなさらず、普段通りにご来院していただくだけで十分です。ただしパッチテストの結果が正確に判明するまで、最初の48時間はテスト用のシールを皮膚に貼ったままにしていただくなど、しばらく時間を要することになります。シールを貼っている時は汗をかくことに気をつけてください。そして、検査薬を皮膚に貼りつけた日から2日後・3日後・1週間後の来院が必要となるので、患者さんの可能なタイミングでパッチテストを受けていただければと思います。

パッチテストの有効性

これはあまり知られていませんが、食品にも金属は多く含まれています。例えば豆製品や雑穀、麦茶、香辛料、チョコレートなどの食品を控えただけで、皮膚の症状が良くなることもあり、パッチテストによって原因を把握しておけばより適切な対応ができます。「水仕事が多いから仕方がない」と手荒れの症状について深刻に困っていた方が、違うハンドソープに変えたことで症状が改善することもあります。

 

歯科治療を保険診療で受けられるメリットもあります。
虫歯の治療をする場合、自費診療になる金属以外の素材を使うと、通常より費用がかかります。例えばですが皮膚科の診断書があると、金属フリーの歯科治療を保険診療で受けられることもあり、歯科の治療にも役立つことがあります。皮膚科で金属パッチテストを行ってから歯科を受診いただくのも方法です。

よくある質問

  • パッチテストはどこの皮膚科でも受けることができるのですか?

    パッチテストは、その後の治療や生活改善に有用となる方法でありながら、実施にあたって多くの手順を要することもあり、導入しているクリニックがまだ少ないのが現状です。当院では、パッチテストを行えるスタッフが多く在籍していますので、より多くの患者さんにパッチテストを実施することができます。抗菌シート、染毛剤、まつげのビューラーに付属しているゴムなど、普段意識しにくい物に原因となる物質が含まれている可能性があります。このような疑わしいと思われるものについては、制限を設けず検査の対象となる物質について徹底して調べることが可能です。日用品のパッチテストを行う際は、初診日は難しいので後日予定を決めて実施することになります。

  • パッチテストで副作用が起こることはありますか?

    ごくまれに、キズや水疱、腫れが生じ、赤みやかゆみ、色素沈着を残すことがあります。心配な方は、パッチテストの前にお声がけ下さい。