毎週火曜日午前中は皮膚科の往診を行っております。
通院が困難な方のご自宅や施設へうかがいます。肌のかゆみから床ずれ、キズやできものまで皮膚表面で起こる悩みがありましたら遠慮なくご依頼下さい。往診へ顕微鏡も持って行くので水虫や疥癬もその場で診断することができます。車いすや寝たきりなどでご自宅を出ることが難しかった方や、通院の手段がなかったり、ご家族の送迎の都合がつかず受診できなかった方に活用頂ければと思います。施設でも送迎の調整がつかずに受診を遅らせていたり、受診をためらったりしていた方がいらっしゃればぜひご連絡ください。
特に床ずれはひどくなってから受診すると、治すのが難しくなり時間もかかってしまいます。早めに正しい対応が必要です。
2016年から往診を始めて少しずつ訪問先も増えてきましたが、受診できずにご自宅や施設で肌のことで悩んでいる方はまだまだたくさんいらっしゃると思います。当院の往診が皮膚科受診の敷居を下げ「受診ができないから悪くなった」と悩む方を減らす一助となれば嬉しいです。
往診にうかがえる場所は当院から直線距離で原則5km以内となります。5km以内についてはこちらで確認してください。5kmを超える場合は状況にもよりますのでご相談ください。
往診料は保険適応となりますので、1割負担の方で720円です。2割の方は1440円、3割の方は2160円となります。寝たきりの場合には1050円(1割負担の場合、2割で2100円、3割で3150円)が追加されます。その他の診療についても健康保険での診療となり、来院されての診察料、処方せん料や処置料などとと金額は同じです。当院では交通費は頂いていません。
まずは診察時間内にお電話をください。往診のご連絡はご希望の週の前の週の火曜日以降、金曜日16時までとなります。初めての場合は火曜日以前のご依頼でも構いませんので、余裕を持ってご連絡下さい。既に往診で診察していて突然悪くなってきたなど、やむを得ず急な依頼については往診の週の月曜日午前10時までとなります。
往診を依頼される場合、往診依頼書と保険証と公費受給者証のコピーをFAXして頂く必要があります。FAXができない環境にある方はご相談下さい。往診依頼書については2回目以降の往診であっても毎回必要となります。以前の記載内容と全く同様の箇所は分かるように省略して頂いても構いませんが、往診依頼書については往診ごとに必要となりますのでご注意下さい。例えば往診の際に2週間後に再度診察の話があった場合でも、往診依頼書は忘れずFAXして下さい。お手数ですがよろしくお願いします。>「問診票ダウンロード」ページへ
往診前日に訪問先の方々のルートを決めます。訪問先は毎回同じではないためルートのその都度変わります。ルートを決めてから訪問時間が決まります。そのため、当日何時に往診に伺うかについては前日の午後14時30分以降に電話でのご連絡となります。
ご連絡した時間に訪問できるように努力するのですが、診察内容などにより訪問時間が前後してしまうことがあります。予定より大きく遅れる場合にはお電話でご連絡を差し上げることがあるかもしれません。
往診の際はご家族や施設の方など状況が分かる方にお話しを伺いながら診察となります。特に患者さんと意思疎通が難しい場合には同席をお願いします。往診へは電子カルテが入ったノートパソコンを持参します。診察が終わったら、その場で持ち運び用のプリンターから処方せんを印刷してお渡しします。どちらの薬局でも構いませんので、処方せんを薬局へ出してお薬を受け取って下さい。
お会計は後日精算となります。往診の際にお金を頂くことはありません。お支払いはその月の月末までを一区切りとします。お支払額を計算後にお支払額についてFAXまたはお電話でご連絡します。往診の翌月10日までにお支払いをお願いします。お支払いについいては2通りの方法があり、①ご家族や施設の方が来院されての精算か②銀行振り込み(埼玉りそな銀行)となります。
①の来院の場合は領収書の準備が必要となるため、来院される前に当院へ診察時間内にお電話下さい。
②の振り込みの場合は、お振り込み後に振り込んだ旨の連絡を診察時間内にお電話下さい。
振り込みの場合は領収書の郵送費等として別途100円がかかります。何かご不明な点がありましたらご連絡下さい。