ニキビ治療について|町野皮ふ科|坂戸市にっさい花みず木の皮膚科

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まちの皮ふ科ブログ

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2022年10月07日 当院でできること

ニキビ治療について

  • こんにちは。町野皮ふ科のとりえむです。

    今回は当院でのニキビ治療についてご説明します。

     

    ニキビは毛穴のつまりからはじまります。早ければ女の子は10歳位から、男の子は12歳位からおでこにプツプツとニキビができてきます。

    つまった毛穴に炎症が起こると赤くなり更にひどくなると、膿を持ったニキビとなります。ひどい場合には皮膚に小さくくぼんだような痕を残す事があります。

     

    ニキビは早くに治療すると早く治す事ができます。ひどくしてしまうと時間もかかり、痕に残ることも多くなります。ちょっとしたニキビでも遠慮なく受診して下さい。

     

    当院で使われる主な塗り薬と飲み薬について説明します。

    塗り薬は、赤みの強い炎症がある時期に使われる、過酸化ベンゾイルと抗菌薬の配合薬の「デュアック」や抗菌薬の「アクアチム」、「ゼビアックス」があります。当院で治療の始めによく使うのは「デュアック」になります。

     

    ある程度落ちついてくると塗る薬も変わってきます。過酸化ベンゾイルの「ベピオ」やアダパレンと過酸化ベンゾイルの配合薬「エピデュオ」もよく使われます。時にアダパレン単剤の「ディフェリン」も処方されます。

    これらのお薬のポイントは炎症を抑え、毛穴のつまりとるピーリング作用があることです。ドラックストアなので売ってる市販のニキビ治療薬よりも効果がとても高いですが、肌が荒れることもあるので使い方には注意が必要です。

     

    飲むお薬は抗生剤である「ビブラマイシン」が主に使われます。時に「ルリッド」も処方されます。

    これらのお薬は菌を抑えるだけでなく、異常に起こっている免疫の反応を抑え、赤みをとる作用もあります。

     

    そして漢方薬が使われることもあります。

    「十味敗毒湯」や「柴苓湯」が主に使われる漢方薬です。

    10月5日に「十味敗毒湯」の勉強会があり、スタッフ皆でニキビの漢方薬について学びました。

     

    この他にイオウのローションや体のニキビで「ニゾラール」、補助的にビタミン剤の内服薬が使われることもあります。

     

    また、更にピーリング石鹸やマイルドなピーリング剤のアゼライン酸クリームも自費物品になりますがご用意があります。

     

    ニキビ治療は日常生活の注意点も大切です。診察時にはそのこともお話しします。塗り方もただぬるだけでは荒れてしまうことがあるので保湿剤を上手く使うことがポイントです。

     

    ニキビ治療はすぐに良くならないこともあり、少し根気がいりますが、ひどい方でも3か月、半年と時間をかけていくと、ほとんどの方が良くなります。通院スケジュールは初診から2週間後に再診していただき、その後は1か月に1回程度、更には2ヶ月に1回程度が目安です。

     

    当院ではニキビ治療にも力を入れていて、多くの患者さんが通っています。

    ニキビで悩んでいる方はちょっとした症状でもかまいませんので是非受診してみて下さい。

     

     

     

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