帯状疱疹ワクチンは打ちましたか?|町野皮ふ科|坂戸市にっさい花みず木の皮膚科

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まちの皮ふ科ブログ

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2023年12月15日 当院でできること

帯状疱疹ワクチンは打ちましたか?

  •  

    みなさんこんにちは。町野皮ふ科のまちもんです。

     

    最近、帯状疱疹にかかられている方が増えています。

    帯状疱疹とは、みずぼうそうのウイルスが原因で起こります。

    80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。特に、50歳代からの発生率が高くなります。何年も痛みが続くことがあるやっかいな病気です。帯状疱疹にかからないために、免疫力が低下しないように心掛け、長く続く痛みを防ぐためにも帯状疱疹の予防接種が効果的です。

     

    新しく登場したワクチンのシングリックスは、2回の筋肉注射で帯状疱疹に対する予防効果が得られます。

    1回目接種後、2ヶ月あけて2回目接種となります。

    シングリックスの予防効果は、50歳以上で97%、70歳以上で90%です。10年近くたっても効果は続くとされています。

    これまで使われてきた、水痘ワクチンは1回の皮下注射です。予防効果は、5年から10年程度といわれています。

     

     

    シングリックス 1回 22000円(税込)×2

    水痘ワクチン 8800円(税込)

     

     

    帯状疱疹をしっかり予防したいと考えるなら、安くはないですが、新しく登場したシングリックスがおすすめです。

    「少し心配だけど、そこまでお金をかけたくない」と考えるなら従来の水痘ワクチンになるかもしれません。

     

    坂戸市在住の方は、接種費用の一部助成があります。

    助成額は1回につき5,000円です。

    シングリックスの場合は2回接種するので、5000円×2回

    合計10000円分の助成金を受け取ることができます。

     

    ワクチンを接種した日から3ヶ月以内に申請が必要です。

    シングリックスを接種した場合、原則1回ずつの申請になります。

    申請書類は、市民健康センター窓口、または坂戸市のホームページからダウンロードできます。

     

    市民健康センターへ申請の際は、

    ・申請書類

    ・接種済証

    ・領収書

    ・振込先口座が分かるもの(通帳、キャッシュカード等)

    ・申請者の印鑑(窓口で申請する場合)

    が必要になります。

     

    他の市町村に在住の方は、各市町村によって一部助成の金額が変わってきます。

    必ず各市町村に一度お問い合わせください。

     

    当院では予約がなくても帯状疱疹ワクチンを受けられます。

    希望する方は、予約や当日順番をとる必要はありません。

    打ちたい日に直接来院し、受付に帯状疱疹ワクチン希望と伝えてください。

     

    帯状疱疹は、3人に1人がかかる厄介な病気です。

    ワクチンで予防できるので、ぜひ接種をおすすめします。

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